薬剤師の転職時の年齢制限は一般的にあるの?
薬剤師の転職時の年齢制限
薬剤師の転職で知っておきたいことの1つに年齢制限があります。比較的に需要が高い職種ですので、転職そのものはしやすいと言われる薬剤師でも、年齢制限については考えておく必要があるのです。
そもそも雇用機会均等法という法律があるので、年齢を理由にした採用不採用の判断は違法になります。しかし、企業としても名実ともに年齢制限をなくすのは難しいようです。
年代別薬剤師の転職
では、年代別に薬剤師の転職について見ていきましょう。
まず20代であれば何の問題もなく転職できるはずです。
30代でも中頃までならば転職しやすい状況にあると言って良いでしょう。
しかし、30代の後半以上になってくると、かなり難しくなってきます。
特に男性の薬剤師の場合は、それなりの地位や年収、待遇などを用意しなくてはいけなくなるのです。
結果、企業としては雇いたくても雇いにくい状況が発生します。
ですので、40代以降はさらに転職が厳しくなると考えて良いでしょう。反面で女性であるのなら、雇用形態もパートやアルバイトで良いとするケースも多いので男性ほど厳しくはありません。
50代になってくると男性女性ともに転職をするのは、さらに難しくなってくるはずです。ただし、地域によっては薬剤師が本当に不足していることもあるので、その場合年齢制限はあってないようなものかもしれません。
ちなみに国立病院への勤務については公務員としての年齢制限があります。薬剤師の資格だけではなく公務員としての資格も必要となりますので、27歳までに資格を取得しなければ転職できません。ですので国立病院での勤務を希望するのであれば、早い時期に公務員の資格を取得しておく必要があるのです。