管理薬剤師の転職を考える際に通常の薬剤師と違う点は?
管理薬剤師の転職
薬剤師の中には管理薬剤師という職種もあります。
この管理薬剤師の転職を考える時には、通常の薬剤師への転職とは異なる点も出てくるはずです。
そこで管理薬剤師ならではの転職について考えてみましょう。
そもそも管理薬剤師とは薬剤師を管理する立場になります。薬局を初めとして医薬品がある場所には管理薬剤師を配置しなくてはならないと薬事法で定められており、薬剤師からすれば1つの目標と言っても過言ではありません。
一般的な薬剤師と比較をすれば役職が就いている分だけ、給料などの実入りも良くなります。
その反面で医薬品の在庫や品質の管理、薬剤師への指導や監督責任が発生する立場です。
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ただ管理薬剤師は基本的に1つの職場に1人しか就けません。職場によって異なってくる部分もありますが、調剤薬局など医薬品の販売を行う店舗では、ほぼ1人のみとなっています。
前任者が退職をすることで、後任は同じ職場内から薬剤師の1人が引継ぎをするケースも少なくありません。ですので、普通に転職を考えていても、なかなか管理薬剤師を募集する案件は見つからないでしょう。
一般的に管理薬剤師は長く薬剤師として勤務した人が昇進をするという枠でもあります。逆を言えば、若い内から管理薬剤師に就くことはできなかったのですが、現在では専門の求人情報がありますので、以前よりは仕事も見つけやすくなりました。
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